雇われの身から独立を選択しやすいIT業界では、フリーランスとして活躍している人も多くいます。
しかし、フリーランスになった人全てが成功しているわけではないのが実情です。月給や年棒制度によって収入が安定する会社員とは異なり、フリーランスは自分次第で収入が変動することから、仕事の選び方が重要となります。

フリーランスのエンジニアが案件を引き受けるうえで、まず基本となるのが納期までの期間です。
一口に案件といっても、数週間程度で終わる簡単なプログラムから、数ヶ月の長期に渡って行うプロジェクトまで内容はそれぞれ違います。
フリーランスは案件ごとにクライアントと交渉し、契約を交わすのが基本です。大きな仕事になるほど高額な報酬を期待できますが、その分高度な知識と技術が必要になります。報酬が後払いとなった場合、その間の生活は実費です。そのため、期間と報酬の比率を見極めて効率良くこなすことが大切だと言えます。
かつ、限りある時間の中でどれだけ仕事をこなせるかも重要です。収入にも響いてくるため、フリーランスとして生産性の高め方と持つべきマインドについて改めて認識し、行動に移すことが大切でしょう。

自分のスキルを最大限に活かせる案件を選ぶことも、大事なポイントの1つです。
フリーランスとして安定するには、業界での知名度と信頼が欠かせません。クライアントから信頼されるエンジニアになれば、自然と仕事の依頼が舞い込んできます。
ここで挙げる信頼とは、納期までの短さや仕事の出来具合などです。自信を持って取り組める得意分野の案件であれば、短時間でより良い成果物を提供できます。フリーランスになりたての頃は、自分を売り込むことに重点を置きましょう。